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ひまわりとマフラー
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医学部も6月で卒業!
ですが、すぐに一人前の医者になれるわけではありません。
卒業して医師のライセンスと取ったあと、レジデンシーという研修を受けます。
そういうわけで、10月からこつこつとインタビューをしてきたわけですが
2月の終わりに、どの病院で研修したいか、希望リストを提出します。
そして研修先も、どの学生に来てほしいのか、リストを出します。
それをコンピューター・プログラムに放り込んで、学生と研修先をマッチするわけです。

10箇所に応募して、すべてインタビューに呼んでもらえたのですが
最終的に、ブラウン大医学部を第一希望としました。
ロードアイランド病院や、他の研修生が気に入ったのもあるのですが
やっぱり、美味しいレストランが多いこと(これは必須・笑)
距離もボストンやウースターから一時間ほど。
同棲することになるので、ニックの仕事先の銀行支店も考えて・・・
わたしにしては、いろいろと考えてリストを作ったつもりです。
ニックの人生も巻き込んでしまうので(^^;

どこで研修を受けるのかは、マッチー・デーに分かります。
知人や家族を招いた、全国の医学生にとっては入学以来の大イベント。
一人一人名前を呼ばれて、封筒を受け取り、お昼の12時にいっせいに開きます。
みんなが見ている前で結果がでるのは緊張しますね。
誰を呼ぶのかは、ある意味ギャンブルです(笑)
わたしが呼んだのは、母と妹、それからニックでした。

第三志望までは、どれも行きたい病院だったのですが
ニックの仕事を考えるとやっぱりブラウンが最適。
12時までのカウントダウンが終わり、みんながいっせいに叫び声をあげる中
緊張のあまり数秒遅れながら、恐る恐る封筒と開きました・・・

『○×さん

あなたはマッチしました、おめでとう!
あなたのはIDはXXXX
研修先のIDはXXXX
・・・・』

いやいや、それはどうでもいいから、研修先はどこ?
と焦って読んでいくうちに、一番下に、ブラウンの名前がありました!!



よかったー!!
友達もリストの上位に入れたみたいで、みんな大喜びでした!

その直後にブラウンから電話やメールが来て
その日のうちに契約書をサインしました。
研修生とはいえど、お給料をもらって仕事をする、医師になります。
本当に大丈夫かなあ、とこの期になって心配するのですが
でもまあ、向こうはわたしを選んでくれたのだから
それを信じて、頑張れば、なんとかなるでしょう(^^;

さて、研修の期間は大体3~5年。
わたしはファミリー・メディシン専門なので3年です。
その後フェローシップをするとしたら、更に1~2年かかる可能性も。

ファミリー・ドクターは、日本にはないようなので、こちらから引用。

ホーム・ドクター(またはファミリー・ドクター)は日本でいう「かかりつけのお医者さん」のことで、アメリカではプライマリー・ドクター(Primary doctor)とかプライマリー・フィジシャン(Primary physician)と呼ばれます。「主治医」の意味です。

アメリカで医療を受ける場合は、どんな時でもまずこのホーム・ドクターに相談します。専門医による診察が必要な場合は、ホーム・ドクターが紹介してくれます。入院・手術が必要な場合は、ホーム・ドクターが契約している病院に入院手続きを取ってくれます(アメリカの総合病院というのは、入院や検査を必要とする患者の受け皿・施設であって、風邪やねんざ程度の軽い病気で診察を受けるために行く場所ではありません)。

したがってホーム・ドクター選びは非常に重要です。また、ホーム・ドクターを決めておかないと、いざという時に大変困ることになります。どの医者を選ぶかについては、一般の評判や口コミも参考になりますが、医者本人の経歴など事前調査を怠らない方が良いでしょう。

患者さんに、「この人を選んでよかった!」と思ってもらえる
ファミリー・ドクターになれるように、たくさんたくさん頑張ります(^^)


ーーーーー
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マサラが家にやってきて、一ヵ月半。
体重も安定し、餌をねだり、たくさん遊び、ベッドで一緒に寝る
立派な家猫になりました(^^)




アルミで作ったボールがお気に入り。
投げてやると、一人でいつまでも遊んでいます。
ボールを追いかける情熱は、サッカー選手並み(笑)




相変わらず手を繋いでくる。
こうしていると安心するんでしょうね。
夜寝るとき、胸の上に乗っかってきて苦しいので
隣に下ろすんだけど、手を伸ばして、必ず体のどこかに触れてくる(笑)




面白いと思って買ったサメのベッド。
残念ながらあまり使わない・・・




ベッドがお気に入り。




キャットハウスでじっとしていることも。




わたしがパソコンの前に座っていると、こんな感じ。
犬みたいには懐いてこないんだけど、じっと傍にいる子です。

 


ーーーーーー
どこかで書いたかもしれませんが、私はスーツフェチです。
その中でもとくにネクタイ。デパートとかに行くと必要もないのに見ちゃう。
あれをキュッと締める動作が好きなんですよねー。
だから、父の日のプレゼントはずっとネクタイでした(^^;

さて、月日が流れ、アメリカに来て父も職場でネクタイをしなくなり
相変わらずデパートでちら見しながら、やり場のないもやもやを抱えていたのですが。
ニックが銀行で仕事をするようになり、とうとうネクタイの出番がやってきました!
ITの仕事はユニフォームだったので、毎日クリップオンの黒いネクタイでした。
なんともつまらない!やっぱり締めてもらわないと楽しめない!
ということで、この前二人でネクタイを買いに行き
ローテーションしてくれるのをかなり楽しみにしてたんですね。
・・・・ところが。
シャツは毎日変えても、タイだけは同じものを使ってるんですよ。
他のネクタイが気に入らないの?と訊いても「んー、なんとなく」と適当な返事。
普通変えるものじゃないのかなー、と気になっていたら
昨日、ついにその理由が発覚しました。

ご飯食べて帰ってきて、眠たそうだったので
着替えを手伝ってあげようと、ネクタイを解いてあげたんですね。
すると「ああ!これが唯一結んであるタイだったのに!なんてことを!」と
結構本気で怒られ、わたしが爆笑し続けていると
解けてしまったネクタイで、びしばし叩かれました(何のプレイだ・笑)

そう、ニックはネクタイが結べない人だったのです。
これまで、一度結んだネクタイは途中まで外して
ノットを残したままハンガーにつるしていたわけです。
男性はみんな出来ると思っていただけに、ショックも大きい。
それじゃあ、わたしが解いてしまったタイは誰に結んでもらったのかと訊くと。
お父さん!!!
そりゃあ、お父さんはイギリス生まれの紳士だから、それくらい出来て当たり前なんだけど
国籍は関係なく、高校生でも結べるというのに・・・ニック、なんてこと・・・

わたしが引きまくっているのにやっと気づいたのか、こんなことを言い出しました。
「ハーフウィンザーならできるんだよ、でもこれは太いからウィンザーがいいんだ!」
言い訳にしか聞こえん。
しまいには「Dadに電話しなくちゃ」なんてふざけたことを言い出すので
わたしがその場でYouTubeで調べてちゃっちゃと結びました。
手術の糸結びに比べれば、手袋しなくていいし、体液も飛ばないし
ちょっと調べたらできるじゃないか、と少し・・・いや、かなり呆れながら。

腑に落ちなくて、Facebook でちょびっとで呟いたら
ニックの友達がこんなコメントを残していきました。
「レディーにやってもらったほうが何倍も素晴らしい」
・・・つまり、できないのではなく、やらないだけ?

そういえば、アイオンが「ネクタイが結べませーん」などとほざいて
真祐がしぶしぶ巻いてやる・・・なんて話を書いたことがあったような・・・

でも、ニックを見ていると、ただ単に手先が不器用なだけなんじゃないかとも思える。
パソコンはすいすいと解体できるのにね。

まあ、華麗にシュッとネクタイを締める動作を見れないのはともかく
人生にネクタイが戻ってきただけでも感謝しなくちゃですね(苦笑)


ーーーーー
猫が欲しい欲しいと言っているうちに
動物シェルターのウェブサイトをよく見るようになり
「せめて猫をもふもふしに行くだけでも!」とニックと二人で訪れました。
もちろん、猫好き二人が手ぶらで帰れるわけもなく(笑)
その日のうちに引き取ってきました。

連れて帰りたい子がたくさんで、でも一匹しか飼えないので
人生最大の難点だとばかりに困っていると、か細い声で鳴きながら
檻からわたしたちに向かって手を差し出した子がいました。

4歳のメス、マサラちゃんです!!
マサラというと・・・そう、カレーです。
ペットの名前は食べ物関係と決めていました。



白黒のタキシード模様、リナと似てるんですよね。
リナちゃんと違って、目の色は緑がメインで金色が少し。
そして、体重はなんと半分以下で2.5kg!
子猫並みに小さい子なんです。
栄養失調だったのか、遺伝子的なものかは分かりませんが
健康診断では問題なかったようです。

以前の飼い主がホームレスぎりぎりの二人が力を合わせて
なんとか猫を飼っていたのですが、一人は病気になりホスピスへ。
もう一人はホームレスになり、それを見かねた神父さんが
猫をシェルターに連れてきたとのことでした。

人間が傍にいるだけでゴロゴロ。
噛まないし引っ掻かない、とても優しい子です。
どこを触られても嬉しそうだけど、脇の下は格別。
ごろんとひっくり返ってバンザイします。



なんとなくスターウォーズっぽい写真。
マスター・マサラ。フォースと共にあれ。

 


このマサラちゃん、実は引き取ってきてから5日間何も食べなくて
不妊手術したばかりということもあって、心配で夜も眠れませんでした。
獣医さんに3回も連れて行ったものの、体重は減っているけど、血液検査は問題なし。
無理矢理に食べさせたところ、全部吐いてしまったので
吐き気止めの薬と食欲増進の薬を二本、打ってもらいました。

すると、その夜から、今までの食欲不振が嘘だったかのように
数時間おきに食べはじめて、今では餌をくれとねだるほど。
まだ一度もうんこしてないのですが、あれだけ断食したのだから
しばらくは時間がかかると思います。

マサラは体重を少しずつ取り戻してきているけど
心配のしすぎで、わたしとニックも体重が減りましたよ(笑)
結果的に、ニックにとってはよかった・・・のか(^^;
毎日がストレスで本当に食欲なかったなあ。
このまま餓死してしまったらどうしようとか
手術が必要になったとしてもお金が足りなかったらどうしようとか。
動物を飼うのって、癒されるけど、大変な部分もありますよね。
だけどマサラはもう我が家の一員。
二人の子供として可愛がっていきます(^^)


ーーーーー
おめでとうございます!

年越しは実家でまったり過ごしました。
今年の大晦日は、どこで暮らしているのやら・・・
引越しやレジレンシーなど、2016年は変化の多い一年になりそうです。
ニックがレジデンシー先についてくるというので、6月から同居するわけですが
猫を飼おうかという話をしたら、「今年は猫がやってくる~♪」としきりに喜んでいます。

そういうわけで2016年は猫!!とその他もろもろ。
皆さんにとっても、良い年になりますように(^^)




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わたしの日常生活。医学部、趣味、食べ物などについて書いています。
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