「なんでハリネズミがほしいの？触って痛くない？」

この短いメッセージが来たとき、返信するべきか迷いました。
でも一応プロフィールを読んでくれてるってことだし、と思い
Youtubeで見たのが可愛かったからと軽く説明したのですが
そこからどうやって会話が発展したのか分からないまま
いつの間にか頻繁にメッセージをやり取りしてました（笑）

プロフィールは情報が少ないし、写真もない、謎の多い人。
最近になってタイ人だと判明したので、謎のタイさんと呼びます。
（ちなみに、年下は”くん”、年上は”さん”呼びしています。今のところ同い年はいない）
１０歳のときにアメリカに来て、それ以来カリフォルニアに住んでいるらしい。
言葉とか文化の違いとか、そういうことを話したかと思えば
中秋節だけど月餅食べた？とか、君の名前はどういう意味なの？とか
結構ランダムに質問してくる。でも途切れない。

わたしは最初、単調に質問に答えるだけでしたが
そのうち興味がわいてきて、積極的に書くようになった。

それでも、もう二週間くらいネットで会話しているけど
どういう人なのか未だにさっぱり分かりません！
限りなく謎なんだけど、それでいてなんとなく話が合うってのも面白い。

それにしても、軍服くんに続いてこの人もカリフォルニア。
日本より大きいだけありますね（＾＾；


ところで、軍服くんのメッセージがレポート並みの長さになってきたんですが
「どういう男性がタイプなのか？子供に武術を習わせたいか？
将来住みたい家は洋風か和風か？カリフォルニアは好きか？」
などと、いかにもな質問のオンパレードで笑った。
アメリカの反対側に住んでるんだよ。会えないって。

一方、パッタイくんは「好きな色は？好きなお菓子は？好きな科目は？」
などと、無邪気というか、子供っぽいことを訊いてくる。
こっちは隣町に住んでいて、会おうと思えばすぐに会える。

年齢だけ見れば、軍服くんのほうが年下なんですけどね。
だけど、どちらもメッセージが長いから
実は謎のタイさんに返事するのが一番楽なんだよなあ（＾＾；


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