医者で、教師で、医学生と一緒に患者さんを診てくれて、アドバイスをくれる。
それがプリセプターです。ほとんどの場合、プラスになるのですが
医学生の性格によっては、合う合わないがあるらしく
厳しすぎると緊張して全力を出せないし、優しすぎるとなかなか上達しない。
友達は「あなたはまだ患者さんと話すレベルではない」と言われたらしく
落ち込んでいました。怖い。なんかドクター・ハウスみたいだ。

今は内科のローテーションで、二週間ほど外来診療所で勉強しています。
わたしのプリセプターは、なんでもテキパキこなす機械のような人で
でも患者さんと話すのがうまくて、すごいなあと感心してばかり。
それで、いつも宿題をくれる。記事を読んだりレポートを書いたり。
週末はとくに多い。大変だけど勉強になるからありがたい。
スケジュールみっちりなのに、課題に何を出したか覚えていて
次の日、容赦なく質問してくるからやっぱりすごい。

ところで昨日、鍼灸クリニックの雇い主（といっても友達みたいな付き合いだけど）
とランチしたんですが、プリセプターがなんと彼女の主治医だった。
うん・・・近所だからね。小さな町で診療所を開くとこうなる（＾＾；
この一週間、鍼灸の患者さんに出くわさないかと、ずっとヒヤヒヤしていました。
ルールとして、向こうから声をかけてこない限り、知らないふりをしないといけない。
鍼灸ではあまりないのですが、たとえば不妊症治療をやっていたとして
患者さんがそれを他人に知られたくないってこともありますしね。
あと精神科医とかもよくあると思う。
知り合いと歩いているところでお医者さんと出くわしても
「知り合い？」「お世話になっている精神科の先生だよ！」とか言いづらいだろうし。

外来はあと一週間。
先生の邪魔にならないように、でもできるだけ学べるように、がんばりますよ！
でも、弱虫ペダルは最後まで見るぞ。

ーーーーー