去年の秋あたりに、とあるクラスメイトとギクシャクして
その人と顔を合わせたくなくて、グループを抜けた時期がありました。
みんなを困らせたくないからと、今まで誰にも話さずにいたのですが
相手はそういうことを言いふらして自慢するような人だったので
ひょっとして何か聞いているかなーというのもありました。
何も言わずにカッコよく見送りたかったけど
誤解されたままなのは悔しいというのもあった。
そういうわけで、一番仲のいい子に話しておこうと思いました。

案の定、グループ内ではその人バージョンの噂が広まっていたらしく
わたしが一方的に告白して避けている、という話でした。
わたしはしばらく離れていたから知らなかったけど
その話をしたあと、そいつは女子から総スカンを食らっていたようで（＾＾；
それだけでなく、学校のクラスメイトにもただ漏れだった。
どうりでみんな優しかったわけね・・・
下心がありそうに近づいてくるやつもいたし。くそ。

「あなたの性格からしてそれはない」とか「男のくせに女々しい」とか
「女の子を傷つけた思い出をトロフィーみたいに自慢している」とか
その子がわたしが思っていたことをズバッと言ってくれて、気が晴れた（笑）
何も言わなくても、見てる人はちゃんと見てるんだなあ。

その子も、こっちの研究所にいる男に言い寄られて
似たような経験をしたと聞いて、今度はわたしが怒る番でしたが。

相手は人間で、これはゲームじゃないんだぞ。
なんでこんなにも姑息で卑怯な男が多いんだ！！
覚悟がないなら気があるような態度を取るんじゃない！
被害者のような顔をして変な噂を広めるな！

どいつもこいつも一発殴ってやりたい、わたしがイライラしていると
その子が言うには、わたしたちの性格が男っぽすぎるんじゃないかと。
ああ、どうりで気があうのか・・・
だからといって、男に生まれていたらよかったとは、思わない。
患者さんに接するとき、女性ならではの優しさとか柔らかさとか
そういうものはちゃんと持っているような気がするから。

まあ、これで少しは男を見る目が出来たことだし
この先ひょっとして、いい人に出会えるかもしれないけど
いなかったら、それはそれで。歳をとったからといって焦りません。

最後の最後まで迷ったけど、話してよかった。
今はもうその人のことを詐欺師くらいにしか思っていないけど
これだけが心残りだったので、スッキリしましたよ。