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ひまわりとマフラー
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ウースターの気温、-20℃近くです。寒い!!
13年ボストンに住んでいたからと、こちらの冬を甘く見ていました。
西に向かって一時間走るだけでも、別世界なのですよ。
学校まで片道15分歩いていくわけですが
ありったけの武装をしても、目玉まで凍っちゃいそうです。
できることなら家から出たくない。
でも、こういう日に限って解剖とか会議とかあるんだもんなあ。

気を引き締めていきます!
これも難行だと思えば大丈夫なはず?
悟りを開く前に凍死しそうだけど(^^;

――――
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実家に帰っているので、今夜はみんなでカンフー映画を見ました。
カンフーといっても歴史もので、三国志の「過五関、斬六将」をテーマにした、『関雲長』。
子供のころから西遊記や三国志、封神演義など身近にあったのですが
登場人物の中でも関羽がとにかく好きでした。
なぜかというと、小さいころに連続ドラマを見ていて、こんなシーンがあったからです。

関羽が戦場で毒を塗られた矢を受けて、治療しにきた医者の
華佗が
「これは骨を剃らないといけない。暴れるほどに傷むから、柱に縛り付けますよ」
みたいなことを言うのですが、関羽は「それだけか。柱はいらない」と断る。
そうして一方で骨を削られながら、酒を飲みながら平然と碁を打っている・・・
でもよく見ると額にびっしょり汗をかいていて、そうとう我慢していることが分かる。
で、その態度に感動した華佗は礼金を受け取らずに帰っていく。

それにしてもあの骨の色は見事な紫色だった・・・
考えて見ると、子供のころから骨好きだったんだなーと、自分でも呆れるのですが
小さいときにそういう話を見ると、もう「英雄といえばこの人しかいない!」と思うわけですよ。

『関雲長』では、忠実でストイックで正義感が強く、無駄な殺しは好まないけど
戦場では馬鹿でかい
青龍偃月刀を振り回す無敵の存在で
悪いところが一つもないキャラクターに仕上がっていました。
あと曹操の、敵であっても才のある人物を認め、とことん敬意を示す懐の大きさに
こちらまで「どうしてそこまでして劉備についていくの?」と思ってしまうほどでした(笑)
わたしの中では曹操はずっと敵だったんだけど、一方的な見方をしてはいけませんね。

さて、おいしいものをたくさん食べて、満足いくまで映画を見たので、このへんで寝ます。

来週はテスト期間だから、その前にたくさん休もう!


――――
誰にでも苦手なものがあるのかもしれません。
体を切断するのも、脳を解剖するのも平気だったのですが
わたしの弱点は目だったようです。
まぶたを開いたときから直視できませんでした。

どうも、目にはまだ魂が宿っているような気がする。
漫画やイラストを描いていたころの名残か
目からキャラクターの精神が伝わってくると思っていました。

眼球を取り出してしまえば、ものとして見れるので
その後の解剖は問題なかったのですけど
眼窩についているままだと、生理的に駄目みたいで、直視できない、触れない。
これは前からだけじゃなくて、頭蓋骨の裏側から解剖しても同じこと。
チームメイトが眼球をつついたときは「うわあ!」と声をあげてしまって
「初めてあなたが驚くのを見た」と逆に驚かれました。
魚とかの目は食べれるのにね・・・

目自体の解剖はおもしろくて
眼球を動かす筋肉が6種類あって、視神経も思ったより太い。
かなり重要な部分なんだなあと再確認させられました。

途中でちょっと吐き気がしたけど、無事に終わってよかった・・・(^^;


―――
なんだろう、すごくやるせない気持ちになる。
けど見てみたい、『デッド寿司』

あらすじ:日本が世界に誇る代表的な料理の一つであるすしが
人食いずしとなって人間を血祭りに上げていくパニック・ホラー。
カッターのようにとがるトロや人を火であぶるシャケのあぶりずし
増殖するすしに対しすし職人の娘が対峙(たいじ)する様が描かれる。

この前食物兵器が登場するリレー小説を書いたので
なんかリアルに想像できてしまう。

――――
クラスでホルモンと性別について勉強しているのですが
ちょっと面白いビデオを見ました。

カリビアン?かどこかの島では、女の子がたびたび男性に変わるのだとか。
人間はもともと、男性ホルモンなしだとデフォルトで女性に生まれてくるのですが
遺伝子がXY(男性)でも、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に問題があると
男性外生殖器が発達せず、外見は女性として生まれてくるみたいです。
彼らは10歳前後から体つきが男性的になっていき、そのうち普通に男性として暮らし始めます。
この遺伝子異変は一人の先祖から受け継がれたものなので
頻繁に起こるので、島の人たちにとっては普通の出来事だそうです。

娘さんが男の子に変わってしまってどう思いますか、という質問に
「誇り高かったですよ。なんだって稼いでくれるからね!」とお母さん。
名前もかわいらしいものからマリオさんという男性的なものに。
ちなみに、この家族では男性に転換した娘は3人ほどいるのだそうです。
こんな日常茶飯事になってしまっては、そりゃあ驚かないわけだ。

あとは両性についてのケースとか。
半分が男性で半分が女性に生まれた人が、男性になるための手術を受けたわけですが
そこでナレーターが一言、「やろうと思えば、自分で受精することもできるわけです
などと空気を読まないことを言うものだから、見ている側としてはかなり気まずかった。
このビデオはナレーターのコメントがいちいち際どくて、笑うべきか気を悪くするべきか悩みます。

たとえば、ある実験で、子宮の細胞に男性ホルモンを加えると男性生殖器のように育つ
というのがあって、科学者がテストチューブにホルモンをたらしているところで

「手出しされていない子宮はこのまま女性生殖器として成長を続けますが
性的な悪戯(痴漢行為とも訳せる)を受けたこちらの子宮は、驚くことに男性生殖器に・・・」

Molestationといえば、「女性や子供を、性的に、いたずらする」という意味で
この人は真面目なんだろうけど、どうも使う単語を間違ってるような気がします。
かなり古いビデオだったので、今だったら放送禁止になっていたかもしれない。
内容はどうであれ、これでホルモンと性別について忘れないと思います(笑)


―――
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わたしの日常生活。医学部、趣味、食べ物などについて書いています。
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医学生。鍼灸師。鍼のできるファミリードクターを目指しています。
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