生理が早く過ぎますように！とあれこれ自己治療したのが悪かったみたいで
血を一気に失いすぎて貧血気味です。（気持ち悪い話ですみません）

そんなときに解剖のクラスがありました。肌寒い部屋で4時間立ちっぱなし。
ホルマリンの匂いが強く、お世辞にも居心地がいいとはいえないけど
メスの切れ味に感動したり、背骨を見つけてチームで喜んだりと
なかなか充実した（？）時間が過ぎて、途中からレクチャーへ。

隣の教室に移って、立ったまま30分レクチャーを聞くことになったのですが
最後らへんになって、視界が回り始めました。
寒気と吐き気がして、目の前が暗くなって、あ、まずい！と慌てて廊下へ。

外で待っていた先生に、「生理中で、貧血気味で・・・」と説明しはじめたのですが
「初日にはよくあることよ」と手馴れた態度でオレンジジュースをくれ
廊下の椅子で休ませてくれました。見てみると、なんと生徒が５人もいた。
具合悪かったけど、これには思わず笑っちゃいましたよ！
低血糖じゃないかということですが、ちゃんとお昼を食べてきたんだけどなあ。
ときどき午後の３時まで断食してるので、それではないと思う。

ともかく、みんな解剖中は平気だったのに、あの部屋に入ったとたんに
気分が悪くなったんだとか。光のせいでしょうか？それとも匂い？
ちなみに部屋にはモルグへの入り口があるので
気とかエネルギーの視点からすると、悪いものが溜まっていて
負のエネルギーに反応しやすい人たちに影響したのかな、と一瞬思ったけど
不気味なのでそういうことは考えないことにします。

休んでいる途中で、解剖へ戻るクラスメイトたちが目の前を通っていったのですが
哀れみと同情のこもった眼差しが痛かったです。
「違うんだ！遺体じゃなくてあの部屋が駄目なんだ！」と叫びたかった（笑）
ああ、念願の解剖なのに初日からこれだなんて・・・
遺体には、チームのみんなでマーティン（愛称でマーティ、マルタンなど）という名前をつけて
メスを入れさせてもらっているので、結構思い入れがあるんですよ。
だから気持ち悪いということはないです。匂いも気にならない。
その後解剖に戻ったら、何事もなかったように元気になりました。

貧血はまだ続いてます。でも明日は朝からの解剖。
いつもは朝ごはんを抜いてるけど、明日はちゃんと食べていかないと。
それから途中でこまめに水と糖分を補給。
解剖にこんなに体力がいるとは思いませんでした。


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